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漆塗りレコード針
赤備 AKAZONAE / 八咫烏 YATAGARASU

一品一様

「音の世界を守りたい」という思いを抱きながら、レコード針の生産を55年間続けて参りました。

その「こだわり」の証として開発致しました、弊社オリジナルレコード針「SAS (Super Analog Stylus)」のシリーズは、現在世界約80カ国でご愛聴頂いております。これまでの過半世紀に亙るモノづくりを通じ、お客様のご要望が大量生産の「画一」から「一品一様」のカスタマイズへと変遷していくのを実感しております。またレコードを楽しまれるお客様のご意見・ご要望も、随分変わって参りました。その厳しく温かいお声にお応えすべく今後も一層精進して参る所存でございます。

赤備 AKAZONAE / 八咫烏 YATAGARASU

設立55周年を記念すべく世界初の「漆塗り」の意匠を施したレコード針『赤備 AKAZONAE』と『八咫烏 YATAGARASU』を発売させて頂く運びになりました。

このシリーズは越前塗りの蒔絵師により、一本一本、筆で漆を塗って設われた「唯一無二」のレコード針です。時間と手間をふんだんに掛け、一見時代と逆行する「モノづくり」ではございますが、私どもの魂を込めた100%メイドインジャパンの製品になったと、自信を持ってご案内させて頂きます。蒔絵師が実際にレコード針に漆を塗っている動画もご用意いたしました。

この場をもちまして、この企画にご賛同、ご協力いただいた多くの方々に心より御礼申し上げます。

商品名の由来

赤備 AKAZONAE
赤備 AKAZONAE試作を見た瞬間に、真っ先にイメージしたのが、戦場を疾駆する赤い鎧武者の姿でした。戦国時代、あらゆる武具を朱塗りにした部隊がこう呼ばれました。当時赤は高級品であり、戦場でも特に目立つため、武勇に秀でた武将が率いた精鋭部隊である事が多く、後世に武勇の誉れの象徴として語り継がれたものです。赤備えを最初に率いた事から専ら甲斐武田軍団の代名詞とされています。この針の品質の証として、静謐な強さを秘めた侍の凛々しさにあやかるべく、名付けた次第です。
八咫烏 YATAGARASU
八咫烏 YATAGARASU八咫烏は、日本神話に於いて神武天皇が日本を統一すべく東征した際、道案内の為に天から遣わされたとされる伝説の烏の名前です。また一説には太陽の化身とも考えられており、天・地・人を顕わす三本の足を有しているとされています。黒漆は濡れ羽色に、それを引き立たせるかの如く配された赤漆が、まるで烏の嘴の様に映り、こう名付けさせて頂きました。この針が豊穣なレコードの世界へ導いてくれるものになる様、願ってやみません。

蒔絵師 涼峰さま インタビュー

蒔絵師 涼峰さま
今回の企画「漆塗りレコード針」の依頼を聞かれた時は、どのように思われましたか?
出来なくはないが「ややこしいな」と感じました。漆は、塗る面が広ければ広いほど漆塗りと他の塗料との違いが分かりやすく、漆の良さを感じてもらえるものなのですが、レコード針のような小さな物に塗って漆塗りの良さが出るのか? と率直に思いました。
レコード針に漆を塗る際に苦労された点はありますか?
「レコード針=マニア向け商品」のイメージがあります。一般的な漆塗りのものであれば許容範囲として許される誤差も許されないのでは、と思いました。依頼を受けたレコード針は形も大きさも様々であり、比較的塗りやすい個所もあれば細心の注意が必要とされる個所もあり、大変苦労しています。でも、それが私の「職人魂」に更に火を付けてくれています。
漆の特性について教えてください。
私たちは良く「漆は生きています。呼吸しています。」という表現を使います。漆は漆の木の樹液から創られる天然の塗料で、塗ってから数十年掛けて少しずつ硬化して行きます。
書物によると、遺跡の中から出土する何千年前の木製品でも、漆が塗られているものは比較的腐らずに、きれいな状態で出土され事が多いそうです。自然界で最も強く丈夫な塗料と言っても過言ではないでしょう。
また、日本語には「漆黒」という言葉がありますが「漆の黒ほど深い黒はない」と言われています。
レコード針に漆を塗る工程を簡単に教えてください。
まず、「下地塗り」をします。塗っては乾燥を数回繰り返し、しっかりと乾燥させてから、非常に目の細かい#2,000の紙やすりで漆を塗る面を丁寧に研き、漆の密着性を良くします。その後、一番細い筆で一本、一本息を殺しながら塗り最後に乾かせます。工程の中で一番重要なのは塗ることはもとより乾かす工程です。漆は、湿度、温度に敏感で天候にとても左右されます。ここで、長年の経験と勘が生きてきます。
最後に、一言お願いします。
長年、漆の職人をしていますが、今回のお話は今までにも経験したことが無く想像もしていなかったお話でした。職人として全く「新しい挑戦」でした。しかし、私が挑戦する事で今まで漆の事を知らない世界中の人々にも、漆の良さを伝えることが出来れば嬉しく思います。
レコード針を作られている方々が「一本、一本に魂を込めて作っている」とお伺いして、私も蒔絵師としての誇りにかけて「一本、一本魂を込めて」漆を塗らせていただきます。

赤備

該当する製品はありませんでした。

八咫烏

該当する製品はありませんでした。

納期について
  • こちらの商品は、ご注文を受けてから製造をおこなう完全受注生産品でございます。そのため、ご注文から商品発送までは1か月~1か月半ほどかかります。
  • また1か月に製造可能本数は20本です。1か月累計受注数が20本以上になりますと、ご注文から商品発送まで2か月以上かかる場合もございます。あらかじめご了承ください。

チップ形状について

針先
  1. 丸針(Conical: 寿命は約200時間)
    一般的なレンジの音域を再生する汎用的なモデルです。
  2. 楕円針(Elliptical: 寿命は約150時間)
    高音域の伸びに特徴を持たせたモデルです。
  3. シバタ針(4channel: 寿命は約400時間)
    前後左右と4chのサウンドとして再生できるモデルです。
    (レコード自体が4ch録音されたものに限ります)
  4. S楕円針(Super Elliptical: 寿命は約400時間)
    音溝への追従性を楕円針より更に高くしたモデルです。
  5. SAS針(Super Analog Stylus: 寿命は約500時間)
    レコードをカッテイングする時に使用されるチップに限りなく近い形状で、音溝とチップとの線接触(接触面積の拡大化)を実現し、高音から低音まで幅広く再現可能なモデルです。また摩擦係数が全モデルの中で最小なため、長寿命を誇っています。
    SAS針について詳細はこちらへ

※上記の他にSP盤専用のレコード針がございます。
 SP針について詳細はこちらへ

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